はじめに
6年生の夏休み以降から志望校別対策が本格化すると思います。
志望校別対策の教材につきましては、各塾オリジナルの予想問題などがありますが、やはり軸となるのは過去問であり、活用する効果も大きいです。
過去問の入手方法
過去問は次のような入手方法があります。
①本屋、通販
一般的な入手方法のため、特段の説明は不要と思います。
銀本は学校別ではなく、各校の問題から抜粋されたボリュームのある本となっています。出題傾向の変わりやすい学校を受験する場合などに有効活用しやすいと思います。
②塾のウェブサイト(公開)
塾のウェブサイトから入手する方法もあります。国語は比較的入手できない傾向など制約があります。ひとまず様子見などの場合に使ってみることが考えられます。
→四谷大塚
③塾のウェブサイト(非公開)
塾のウェブサイトで塾生のみ入手できるケースもあります。この場合も国語は比較的入手できないなどの制約があり、②と同様の用途で活用することが考えられます。
④学校説明会
学校説明会などで入手できることもあります。無償の場合が多いと思いますが、有償となるケースもあります。
⑤塾の講座
塾の学校別対策講座などで使うために配布されることがあります。
過去問に取り組む時期
過去問に取り組む時期は、一般的に6年生の9月頃からで、塾の方針などにより早めであったり、遅めであったりします。
また次のような点に注意する必要があります。
・上記①~④により早め(例えば6年生の春など)に入手して取り組んでしまうと、あとで上記⑤の取り組みをする際に内容が重複してしまう。
・塾からは学校別対策講座の前に過去問をやらないように言われることがある。(予習無しを想定した講座になっていることがある)
一方で9月頃から志望校別講座が始まり、どの講座を受講するか決めるため、夏までに主な志望校を決める必要を生じます。また志望校を検討する際には、過去問で難易度を把握しておきたいと思うでしょう。
古本の活用
以上のような点を踏まえて、つぎのような目的により、過去問を古本で購入して活用する選択肢が考えられます。
・年度が古ければ、学校別対策講座の内容と重複しにくい。
・より多くの過去問を活用することができる。
学校別対策講座は第一志望のみか、さらに第二志望を含めるか、という程度になると思いますので、古本の活用も、第一志望のみか、さらに第二志望を含めるかという程度にすることが考えられます。
但し古い年度の問題は近年と傾向が変わっている可能性が高く、上記のような使用目的を考慮のうえ活用することになります。
9年分載っている過去問の場合、古本を活用して計18年分の過去問に取り組むことも可能です。欲しいものが売っているか、必要に応じウェブで検索する等、適宜調べてみましょう。
まとめ
過去問の入手方法、取り組む時期、古本の活用に関する選択肢等を記しました。
よろしければ、参考にしてみて下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿