【1月受験】1月受験の目的と受験校検討

2020年7月17日金曜日

受験校

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【中学受験のブログ】東京と神奈川の日程リスクに対応

はじめに

受験の日程について、東京と神奈川は2月の1週目に偏っているため 、練習も兼ねて、埼玉、千葉等で1月も受験する方は多いです。
そのような1月受験の選択肢等について記します。

1月受験をしないリスク

東京や神奈川の受験生が、埼玉、千葉等で1月受験をしない場合、次のようなリスクを生じる懸念があります。

・2月の受験に失敗したり、あるいは体調不良で受験できなかった場合に、進学先の選択肢を失う。(公立中学を除く)

・上記のような点、およびぶっつけ本番となる点において、受験生にプレッシャーがかかりやすい。

従いまして、1月受験をすることにより、これらのリスクを低減することが考えられます。

1月受験の選択肢等

1月受験の目的

1月受験の目的は様々なものが考えられます。なるべく目的に合った受験校を選ぶのが望ましいので、どのような目的で受験するかを考えておきましょう。
以下に例を記します。2月のプレッシャー低減目的については、①②③とも有効なため記載を省略します。

練習として受験する。(進学は想定しない)
チャレンジ校、適正校の一部として受験する。
滑り止めを兼ねて受験する。

②と③は地理的な要因も考慮することになります。

受験校

検討の切り口として、典型的と思われる受験校の選択肢を記します。下記以外にも沢山の選択肢があると思いますので、適宜調べてみて下さい。

1.栄東
1月受験校としても有名で、受験者数がとても多く、合格して進学しない割合も大きいようです。
従いまして、東京や神奈川の受験生にとっては、練習として受験する学校というイメージが強いかもしれません。
しかし私が文化祭で訪問した際は異なる印象を受けました。学校の雰囲気はよく、神奈川から通っている生徒さんも居るようでした。偏差値が上昇しているのには、それなりの理由はありそうです。立地もよいため、進学も考慮した検討はしやすい傾向があると思います。
但しクラス等により事情は異なるかもしれず、そこまで詳細な状況把握はできていません。検討されている場合は、一度見学等されてみることをお勧めします。

2.開智市川
栄東ほど受験者数は多くないですが、1月受験の受験校として選択する方は多いようです。立地や偏差値等が合えば候補になると思います。
但し、入学手続きが1月である学校と2月でもよい学校がありますので、予め確認しておきましょう。

3.その他
函館ラサール、北嶺、海陽は、東京や神奈川から通学することはできませんが、埼玉や千葉よりも早めに受験可能という特徴があります。
また茨城、栃木などにも早めに受験可能な候補があると思います。
必要に応じ、日能研のR4偏差値表などで日程等を調べつつ、検討してみるとよいでしょう。

スケジュール

1月受験のスケジュールについては、次のような選択肢があります。目的に応じて検討してみてください。

・あくまで本番は2月のため、1月受験は1回で充分。
・進学も想定しているため、複数受験して合格しておきたい。
・インフルエンザのリスクを考慮して、1月の後半は控える。(今年度は新型コロナウィルスも考慮)

まとめ

1月受験に関する選択肢等を改めて整理します。このような点も考慮しつつ、受験校の検討を進めてみては如何でしょうか。
進学する可能性もある場合は 、早めに文化祭等で訪問しておくことをお勧めします。

項目

選択肢等

1月受験の目的

練習か進学も想定か

受験校

栄東、他

スケジュール

回数や時期を

目的に応じ検討


よろしければ、参考にしてみて下さい。


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自己紹介

中学受験に関する選択肢を提供して、少しでも検討のお役に立てればと思い 、ブログを開設することにしました。 子供の受験に関しては、父親の自分に中学受験の経験が無かったこともあり、色々と模索しました。

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