はじめに
4年生における中学受験の勉強方法を通信教育とした場合でも、多少は塾での勉強もしてみたいと考える方も居ると思います。そのようなケースについて、オプションとしての選択肢を記したいと思います。
この場合、オプションとして個別塾も考えられますが、ここでは集団塾を選択肢とし、その趣旨も記します。
残る懸念
4年生における中学受験を目指した勉強方法を通信教育とした場合に、次のような懸念、あるいは物足りなさを感じる方は居るかもしれません。
1.苦手科目の苦労
5年生から中学受験の塾へ入ることになった場合に、苦手科目で苦労しないか、という懸念は生じるかもしれません。
通信教育では自分のペースで勉強することになるため、その子の性格にもよりますが、得意科目の方が面白く、偏った勉強になりやすい傾向はあります。
また中学受験の塾のクラス分けは、基本的に科目毎ではなく、2科目または4科目などの合計点でクラス分けをします。例えば 、算数が得意で、国語の苦手な子の場合、入ったクラスの算数の授業は簡単で、国語の授業は難しいと感じる傾向があるため、苦手科目で苦労する可能性はあります。
2.塾が合うか心配(体験しておきたい)
5年生から中学受験の塾へ入るか否かを考える際に、塾で勉強した経験が無いと合うかどうかが分からず、判断に支障をきたすかもしれません。
3.但し出費は抑えたい
もし何らかの形で塾での勉強を加える場合でも、出費はなるべく抑えたいと考える可能性はあります。
塾の一般クラスで1科目のみ
4年生における中学受験の勉強方法を通信教育にした場合、オプションとして塾の一般クラス(中学受験しないクラス)で1科目のみ受講(一般クラスで探す)をする選択肢が考えられます。
科目は、例えば国語が苦手であれば、国語のみにします。
そうすることで次のような効果が期待できます。
1.苦手科目の改善
予め苦手科目の基礎を強化できるため、中学受験の塾へ入った際に、着いていきやすくなります。
苦手科目については、最初は一般クラスで基礎から段階的に強化する、という考え方です。
2.塾への適正を予め把握できる
一般クラスを1科目のみでも、塾での経験は十分にできますので、塾への適正を確認することが可能です。従って、5年生から中学受験の塾へ入るか否かの判断をしやすくなります。
またこの趣旨を踏まえても、個別塾ではなく集団塾の一般コースが選択肢となります。
3.但し出費は抑えたい
4年生で集団塾の一般クラスを1科目のみであれば、通信教育と組み合わせても、経済的な負担を抑えることが可能です。
また塾は夏期講習が実質必須など、以外と費用と時間がかかります。その辺りの実感も掴めますので、5年生以降の費用面での計画をイメージしやすくなると思います。
5年生になる前に見極めが必要
この方法とする場合、5年生になる前に、中学受験のクラスに変えるかを見極める必要あります。
場合によっては転塾を伴うかもしれません。慣れた環境を離れるのは寂しい気もしますが、この段階での環境の変化であれば、よい経験と言える程度でしょう。
まとめ
次の理由により、4年生の勉強方法は通信教育に加え、オプションとして集団塾の一般クラスで1科目のみ受講をする選択肢が考えられます。
2.塾への適正を予め把握できる
3.但し出費は抑えたい
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